看護部
専任・認定看護師の紹介
医療安全管理係長 宮原 由妃
院内各部署にいる医療安全推進部のメンバーと協力し、『安全で質の高い医療の提供』を目指し活動しております。
患者さん・ご家族に安心・信頼して医療・看護をうけていただけるよう、院内のラウンドや環境面等の調整と整備を行い、安全を守るべく努めて参ります。お気づきの点がございましたらお申し出ください。
教育担当看護師長 高野 麻衣子
専門職業人として、主体性、自立性を持ち、質の高い看護サービスを提供できる人材の育成を目指しています。そのために院内教育研修では、「自ら気付き考え行動していける力」を育む内容となるように工夫しています。研修での学びから自己課題を見出し、現場でのより良い看護実践につなげられるよう教育していきますので、よろしくお願いします。
地域医療連携室 退院調整看護師 中澤 千鶴 ・ 吉田 美和子
地域連携室では近隣の医療機関や介護福祉施設と連携を図り、患者さんや地域の方々の窓口として活動しております。また、担当医師、病棟看護師、ソーシャルワーカー、リハビリスタッフ、栄養士、地域のケアマネージャー、訪問看護師等、様々な職種と連携を取り患者さんのスムーズな入退院をお手伝いしています。医療相談、在宅でのサービス利用等でお困りの事がありましたらお気軽にご相談ください。
感染管理認定看護師 松永 正美
感染管理専従看護師 大月 寛美
患者さんや職員、病院に訪れる全ての方を感染から守るために、感染対策チーム・感染リンクナースチームと連携して活動しています。清潔で安全な環境を目指し、院内ラウンドや指導を行います。また、新型コロナ感染症を含む院内感染を予防するために、医療関連感染調査を行い早期発見・対応に努めています。手洗いや個人防護具装着などの標準予防策や感染防止手技の職員教育も行います。地域の皆さんには、ノロウィルス胃腸炎など感染予防策の出前講座も行っています。
診療看護師(JNP) 花山 美帆 ・ 淺田 道幸
診療看護師は、看護学を基盤として大学院で医学的知識を学び、厚生労働省令で定められた『特定行為(21区分38行為)』を行うことができる看護師です。
医師やコメディカルと協働し、患者さんに寄り添いながら安全で質の高い医療を、看護と医療両方からの視点で提供することを目標に活動しています。
チーム医療の中では、職種にとらわれず臨機応変に対応できる柔軟性をもったマルチプレイヤー的な役割を担っています。
患者さんに身近な存在として、タイムリーに必要な医療が提供できるよう組織横断的に活動を行っています。よろしくお願いします。
※JNP(Japanese Nurse Practitioner)は国立病院機構における診療看護師の呼称です。
がん性疼痛看護認定看護師 大坪 聡織
「がん」と診断を受けると身体だけではなく気持ちのつらさや経済的不安も生じてくることが多いと思います。当院には「がん相談支援センター」や「緩和ケアチーム」があり、緩和ケアチームでは医師や薬剤師など多職種で相談しながら、患者さんのつらい症状を和らげられるよう関わっています。身体の痛みだけではなく、気持ちのつらさ、社会生活の困難さを抱えていらっしゃる方の相談にも応じさせていただいております。病気と上手にお付き合いできるように私たちも一緒にお手伝いさせていただきますので、気になることや困りごとがありましたらぜひご相談ください。
がん化学療法看護認定看護師 渡辺 麻美
がん化学療法看護認定看護師として、がんという病気と上手に付き合いながら、その人らしい生活が送れるように、困りごとに寄り添い、より良い過ごし方を考えていくことを目標としています。がん化学療法の副作用の対策や日常生活での工夫など、その人に合った方法を一緒に探していきます。
また安全安楽にがん化学療法を受けられるようなシステムと環境作りを進めていきます。
当院は北海道がん診療連携指定病院として機能していくこととなり、がん相談支援員としても外来から病棟と行き来しており、緩和ケアチームの一員としても活動しています。チームで協働し、早期からより良いケアを提供できるようにしていきたいと考えております。
認知症看護認定看護師 藤信 真吾
認知症になると生活全般に困りごとが増え、大変つらい気持ちになります。ですが、認知症になっても、今持っている力をいかして、少しでも穏やかに安心して不安のない生活を送ることはできます。
その方法をご本人、ご家族、それを支える私たち医療スタッフが一緒に考えていくことが大切です。認知症看護認定看護師として、認知症患者さんの生活上の様々なお悩みに対して病棟看護師にケアの提案を行っています。
ご質問やご相談がありましたらお気軽にお声かけ下さい。
糖尿病看護認定看護師・糖尿病療養指導士 滝沢 亜由美
糖尿病看護認定看護師として糖尿病という慢性疾患と共に生きる人々やそのご家族がその人らしい生活を送ることができるように、個別性に応じた血糖値コントロール、フットケアなどの疾患の管理や療養生活指導などのセルフケア支援を行っています。
生活で困っていること不安に思っていることや、足のお手入れ、病状や治療について相談したいことがありましたら、当院はフットケア外来も行っていますので、一緒に解決方法を考えていきたいと思います。いつでも声をおかけください。
治験コーディネーター 中川 典子
治験コーディネーター(または臨床研究コーディネーター)とは、治験に参加する患者さん(被験者)の人権や安全性を守り、科学性、信頼性の高い治験を円滑に進められるように管理・調整するスタッフのことです。CRC(Clinical research coordinator)とも呼ばれ、患者さんに安心して治験に参加して頂けるよう、病院内での調整役を担っています。治験に関してわからないことや悩んでいることがあれば、CRCにお気軽にご相談ください。
NST専従看護師 明石 弥生
NST(Nutrition Support Team, 栄養サポートチーム)とは、患者さんに最適な栄養管理を提供することを目的とする。医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、言語聴覚士、臨床検査技師など多彩なメンバーで構成された医療チームのことです。NST専従看護師の役割は、患者さんの栄養状態を把握し、必要な栄養療法を主治医に提案することです。栄養状態が改善され、1日も早い回復へと向かうようサポートさせて頂いています。
骨粗鬆症リエゾンマネージャー
骨粗鬆症は生命予後を大きく引き下げる病気と言われ、健康で過ごせる期間を短くしてしまう恐れがあります。そこで、医師、コメディカルスタッフが連携しながら骨折の予防・改善を目的とした骨粗鬆症診療支援サービスを担う骨粗鬆症マネージャー制度が2012年日本骨粗鬆症学会により始まりました。当院では2014年より骨粗鬆症マネージャー外来看護師2名による骨粗鬆症看護外来を設けて活動しています。昔は年だから仕方ないと言われていた骨折ですが、今では注射や飲み薬の治療薬があります。骨折は1度起こすと2回3回と繰り返しやすくなります。骨粗鬆症に良い食事や運動、薬の服薬方法や指導を行い、骨粗鬆症治療をサポートしています。希望があれば栄養士からの栄養相談やリハビリ科と連携することもできます。骨密度に不安がある方は一度是非ご相談ください。
消化器内視鏡技師
消化器内視鏡技師の役割は、患者看護、安全管理、感染対策、検査の介助、機器管理、スタッフの教育活動などです。内視鏡検査は「つらい・苦しい・痛い」というイメージを持つ方が多いのではないかと思いますが、検査中の声かけ・タッチング・体位の工夫をすることで、苦痛や不安が出来る限り少なく検査を受けていただくことを目標としています。病気の早期発見・治療には定期的な検査を継続することが大切です。患者さんが定期的に検査を受けられる様、胃カメラを受けて頂いた方、大腸ポリープ切除を行った方には検査のご案内も郵送しています。内視鏡検査についてお困りのことがありましたらご相談ください。
日本難病学会認定看護師 三宅 和恵 黒木 裕美江 高橋 あゆみ
難病とは治療が難しく、慢性の経過をたどる疾病のことを言います。長い年月を病気と共に生活をしていかなければならないところが、他の病気と異なる点です。現在、当院には日本難病看護学会、認定難病看護師が3名おり、脳神経内科病棟 訪問看護ステーションに在籍、パーキンソン病教室の運営、看護学校などで難病看護についての講義等を行っています。
私たち難病看護師は、患者さんに新しい情報を伝え、生活の中のお困りのことなど看護師の立場としてお答えしていけたらと思います。お気軽にご相談ください。
日本リウマチ財団登録リウマチケア看護師
日本リウマチ財団登録リウマチケア看護師の当院での活動は、主にリウマチ性疾患治療薬の治験を行っている患者さんに対して、関節の腫脹や圧痛がないかを診る関節評価を行っています。外来看護師としては専門的知識を持って関節リウマチやリウマチ性疾患の治療のひとつである生物学的製剤の自己注射指導も行っています。これには点滴治療もありますので、外来化学療法室での点滴管理も行っています。また、日々進化する新薬や新しい知見などの情報も得られるよう、院内外の研修や講演会等へも参加し、スタッフへの情報共有なども心かけています。生活や治療のことでお困りのことがあれば、どうぞお気軽にお声をかけてください。