独立行政法人国立病院機構 旭川医療センター

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病理診断科 - 診療科のご案内

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病理診断科

特色

  • 病理診断科は平成22年8月に認可された、旭川医療センターとしては最も新しい診療科です。現在医師1名(玉川進)、臨床検査技師2名(松林聡、田宮知樹)の体制で業務に当たっています。
    現在は旭川医療センター内の検査に加え、近隣の18病院から検査を受託しています。
  • 1) 組織診
    手術や内視鏡で摘出された組織から病名を決定するものです。旭川医療センター内での手術材料・生検材料合わせて年間1150例と近隣の病院からの検体2800例を検査しています。(下記写真:白い線で囲った部分が肺癌です)
    組織診
  • 2)術中迅速診断
    手術中に出された組織を凍結し染色することによって、悪性の有無や癌の広がりを確認するものです。年間60件程度を診断しています。H24年からは厚生労働省からの「地域医療再生基金」を受け、近隣の3病院からの検査をインターネット経由で旭川医療センターに送り診断する遠隔迅速病理診断を開始しました。(下記写真:遠隔迅速病理診断の様子)
    遠隔病理診断
  • 3)細胞診
    喀痰や胸水に含まれる細胞から癌を診断するものです。旭川医療センター内の年間1360例、近隣の病院からの1430例を検査しています。細胞検査士である松林聡志技師ががスクリーニングを行っています。
    細胞検査士
  • 4)剖検
    亡くなられた患者さんの死因や病気の広がりを確認するために解剖を行います。例年4例程度です。解剖結果は臨床の先生方に速やかに報告するとともに、臨床病理カンファレンスの中で提示し、先生方と活発に議論を行っています。

スタッフ紹介

臨床検査部長
玉川 進 (たまかわ すすむ)
専門 病理診断 所属
学会
日本病理学会
日本臨床細胞学会
日本臨床検査学会
資格等 日本病理学会認定専門医
細胞診専門医
解剖医
麻酔標榜医
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