独立行政法人国立病院機構 旭川医療センター

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北海道がん診療連携指定病院について

当院は平成25年4月1日付で「北海道がん診療連携指定病院」に指定されています。これは、「北海道がん対策推進計画」に基づき、従来の国が指定する「がん診療連携拠点病院」に準じる病院として北海道が独自の要件で行ったものです。目的は、日本人に多い、いわゆる五大がん(肺がん、胃がん、大腸がん、肝臓がん、乳がん)を中心とした「がん」に対する集学的治療(手術、放射線療法、化学療法)体制の整備はもとより、患者さん・家族への相談支援や緩和ケアの推進であります。

当院は、従前より、肺がんを中心に、「がん」に対する集学的治療を行ってまいりました。手術、放射線治療、化学療法の専門家をはじめ、放射線診断、病理診断の専門家が常勤し、旭川はもとより、広く道北、オホーツク地域より多くの患者さんをご紹介いただいております。また、他の五大がんの診療にも力を入れ、胃がん、大腸がん、肝臓がん、乳がん、五大がん以外にも胆道がん、膵がんの専門家が診療にあたっております。

この指定を契機に、当院のがん診療の質をさらに向上させることを目的とし、「がん診療支援センター」を立ち上げました。その役割の第一は、がん患者さん・ご家族の様々な相談や支援にあたることであります。電話や面接等、様々なかたちでの相談に対応するとともに、がん患者さん・ご家族の情報交換や連携の場として「がん患者・家族サロン えんがわ(縁佳話)」を開設しています。毎月第2金曜日の13時30分から15時まで開いていますのでどうぞお気軽にお越し下さい。がんサロンではがんに関わる様々な話題についてのミニ講座も行っております。第二の役割は、緩和ケアの充実であります。緩和ケアチームを発足させ、がん性疼痛看護認定看護師含む多職種チーム員が定期的にカンファレンスを行い、情報を共有しています。がんによる痛みだけではなく、心の問題を含め、よりきめ細かいケアの実践を目指してまいります。

また、在宅を中心とした医療スタッフとも連携を強化し、地域でも安心して過ごしていただけるよう努めていきたいと思っております。

がん診療支援センター長 横浜 吏郎

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