独立行政法人国立病院機構 旭川医療センター

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北海道がん診療連携指定病院について

 当院は「北海道がん診療連携指定病院」の指定を受け今年で6年目になります。これは、「北海道がん対策推進計画」に基づき、従来の国が指定する「がん診療連携拠点病院」に準じる病院として北海道が独自の要件で行ったものです。目的は、日本人に多い、いわゆる五大がん(肺がん、胃がん、大腸がん、肝臓がん、乳がん)を中心とした「がん」に対する集学的治療(手術、放射線療法、化学療法)体制の整備はもとより、患者さん・家族への相談支援や緩和ケアの推進であります。

 当院は、従前より、肺がんを中心に、「がん」に対する集学的治療を行ってまいりました。手術、放射線治療、化学療法の専門家をはじめ、放射線診断、病理診断の専門家が常勤し、旭川はもとより、広く道北、オホーツク地域より多くの患者さんをご紹介いただいております。肺がんの手術数、化学療法施行数はこの地域において随一であります。さらに、他の五大がんの診療にも力を入れ、消化器がん、肝臓がん、乳がんの専門家が診療にあたっております。

 この指定を契機に、当院のがん診療の質をさらに向上させることを目的とし、「がん診療支援センター」を立ち上げました。その役割の第一は、がん患者さん・ご家族の様々な相談や支援にあたることであります。電話や面接等、様々なかたちでの相談に対応するとともに、がん患者さん・ご家族の情報交換や連携の場として「がん患者・家族サロン えんがわ(縁佳話)」を開設しています。毎月第4金曜日の13時30分から15時まで、小研修室で開いていますのでどうぞお気軽にお越し下さい。がんサロンでは癌に関わる様々な話題についてのミニ講座も行っております。第二の役割は、緩和ケアの充実であります。緩和ケアチームを発足させ、がん性疼痛看護認定看護師(専従)、がん化学療法認定看護師を含むチーム員が定期的に回診、カンファレンスを行っています。旭川医大病院緩和ケア診療部の協力の下に、がんによる痛みだけではなく、心の問題を含め、よりきめ細かいケアの実践を目指してまいります。

がん診療支援センター長 木村 隆

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