看護部
看護部 - 病棟 中材・手術室 外来の紹介
1病棟(脳神経内科)
1病棟は療養介護病棟で、主に患者さんの生活の場となっています。『筋ジストロフィー』の患者さんが多く、車椅子やベッド上での生活を余儀なくされている方がいらっしゃいます。中には人工呼吸器を装着されている方もおり、看護師・療養介助員・看護助手が協力して身の回りのお世話や、安全に療養生活が送れるよう細心の注意を払い看護・介護にあたっています。
療養介護病棟ならではの様々な企画を行っています。コロナの影響で、限られた中ではありますが、季節ごとの行事に応じたレクリエーションを心掛け、企画・運営しています。その他、栄養課と連携の上、ラーメンや餃子・チョコレートムース等、イベント食の提供を定期的に開催し、患者さんが少しでも楽しみを見出せるような関わりを大切にしています。
2病棟(外科・放射線科・循環器内科・呼吸器内科)
2病棟は外科・放射線科・循環器内科・呼吸器内科の混合病棟です。当病棟では、呼吸器・消化器・乳腺の手術や心不全、慢性疾患の治療、肺がん化学療法、放射線科とも連携し化学放射線療法も行っています。ICU4床を有しており、術後の早期離床・早期回復に向けた援助を行い、また、不安の緩和を図り、患者さんが一日でも早く安心して退院できるよう支援しています。急性期から慢性期まで幅広い患者様が入院しており、患者さん一人一人に合わせた看護を行っており、チームワークを大切にした活気ある職場となっています。医師・看護師・薬剤師・MSW・リハビリなどの多職種と連携し、医療・看護サービスが提供できるようスタッフ一同努めていきます。
3病棟(脳神経内科・小児科)
3病棟は脳神経内科・小児科の混合病棟です。神経難病の患者さんは全道各地から精査・治療のために入院されています。治療やリハビリにより疾患の進行を防ぎ、機能回復や機能維持に努め、医師・看護師・リハビリ・薬剤師・栄養士・地域医療連携室と協働しながら支援しています。また、患者さんの希望を大切にしながら残存機能を生かし、QOLを高めることができるように看護を実践しています。
私たちは笑顔を心がけ、コミュニケーションを大切にしています。患者さんや御家族が安心して入院生活が送れるように、知識・技術の向上に努め、患者さん一人ひとりを尊重した関りを日々行っています。
4病棟(地域包括ケア病棟)
当病棟は、急性期治療が終了し症状が安定した患者さんに対して、医師・看護師、薬剤師、栄養士、リハビリ、ソーシャルワーカーの多職種が連携して治療やリハビリを行い、地域(在宅)復帰を目指して支援をしています。
入院される患者さんは呼吸器、消化器、脳神経内科と多種多様なため、適切な医療・看護が提供できるようスタッフ一人一人が専門的な知識を持ち入院生活の援助を行っています。
患者さん、ご家族が退院後に希望する場所で安心した生活が一日でも早く送れる事を目指しスタッフ一同、日々やさしさと思いやりを大切に、支援に取り組んでおります。
5病棟(呼吸器内科)
5病棟は、主に肺がんの精査や化学療法・放射線治療を受けられる方が約6割、その他は肺炎や慢性呼吸器疾患治療の方などが入院されています。コロナ禍で面会が制限されている中、患者さんへ親しみやすい環境づくりと、家族にも不安や心配なことはないか声掛けし対応しています。
社会的問題を抱える患者さんの対応には、医師・看護師・薬剤師やソーシャルワーカーの多職種と協働しながら、患者さんのQOLを最優先に考えた看護を目指しています。
高齢や病態による嚥下機能が低下されている患者さんも多く、検査結果を踏まえたリハビリの介入と栄養士による食事形態について相談しながら行っています。病棟スタッフは、明るい笑顔と確実な技術で患者さんの療養生活を支援できるように日々努力しています。
6病棟(消化器内科・総合内科・結核)
6病棟は、消化器内科36床、呼吸器科結核病床20床の病棟です。消化器内科は炎症性疾患など慢性疾患、消化器がん・急性腹症、糖尿病やリウマチなどの代謝性疾患の患者さんが入院されています。内視鏡を中心とした診断・治療を多く行っています。
患者さん・家族が安心して入院生活が送れるよう専門的知識を生かした医療サービスの提供、思いやりを大切にした看護をスタッフ一同努めています。
旭川医療センターの最上階で景色は最高です。窓からは大雪連峰・石狩川・旭川の街並みのパノラマが一望できます。
中材・手術室
中材では、衛生材料や器械を適正に安全に使用できるよう定数管理を行っており、手術室では主に呼吸器・消化器の手術を行っています。手術では病棟看護師と情報共有して患者さんにどのような看護が必要か確認し、外科医・麻酔科医・診療看護師(JNP)・臨床工学技士と連携を図り、手術が円滑に進むよう支援しています。
手術患者さんが安全・安心に手術が受けられるよう、スタッフが術前・術後に訪問を実施しています。術前訪問では、手術室の様子や手術の流れを患者さんと一緒に確認しながら心配な事や不安な事を聞き、少しでも緩和できるよう関わっています。また、術後訪問では、手術を受けて気づいたことや思いに耳を傾け、患者さんに寄り添える看護であったか振り返りをして、今後の実践につなげています。
外来
診療科は、消化器内科、脳神経内科、呼吸器内科、循環器科、外科、放射線科、小児科、(小児発達診療科)、泌尿器科の8診療科です。
がん化学療法室では、がん化学療法認定看護師・がん性疼痛看護認定看護師と連携し病気と上手に向き合いながらその人らしい生活が送れるよう看護相談を行っています。また、骨粗鬆症マネージャーによる『骨粗鬆症看護外来』を実施しており、食事・運動・内服説明・生活指導を随時行っております。
医師・薬剤師・栄養士・ソーシャルワーカーと協力してチーム医療の推進に取り組み、スタッフ一同患者さんの視点に立ち、やさしさと思いやりを大切にした看護を提供することを心掛けています。