臨床研修のご案内
※当院にて専門研修を希望する初期研修2年目の方は、
日本専門医機構の専攻医登録(応募)システムの希望登録が必要です。
後期臨床研修医募集要項 - 募集概要
病院の開設者 | 独立行政法人国立病院機構 | ||||
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病院所在地 | 旭川市花咲町7丁目4048番地 | ||||
病床数 | 310床 | 医師数 | 30人 | うち指導 医数 |
16人 |
1日平均 入院患者 |
229.6人 | 1日平均 外来患者 |
316.2人 | 1日平均 救急車 搬送件数 |
2.4人 |
診療科目 | 内科、呼吸器内科、脳神経内科、糖尿病・代謝内科、消化器内科、循環器内科、放射線科、小児科、外科、呼吸器外科、消化器外科、乳腺外科、リハビリテ-ション科、臨床検査科、病理診断科、麻酔科、リウマチ科 | ||||
主な診療機能 | 救急告示病院、日本医療機能評価機構認定病院、エイズ拠点病院、呼吸器疾患基幹医療施設、神経・筋疾患専門医療施設、地域医療支援病院 | ||||
病院の特徴 | 当院は、旭川市東北部の市勢伸展が著しい地域において、呼吸器疾患、神経・筋疾患、循環器疾患、消化器疾患、代謝疾患を中心に地域医療及び道北地区での専門医療を担う。急性期医療をはじめとして数ヶ月、数年にわたる慢性期医療まで幅広くカバーしている。病床数は310床と中規模であり、常勤医師数も30名と少ないがその分研修医と指導医、上級医、院長との間の断絶はなく、風通しのよい病院である。待遇は国立病院機構の規程で定められており、研修に充分に専念できるようにしました。妻(夫)帯者も歓迎です。平成16年度に地域医療連携室を設置し病診連携をさらに緊密なものにしています。 | ||||
プログラムの 目的と特徴 |
【目的】初期研修を終えた医師が専門性のある内科にての研修を行うコースが開設されています。初期研修を修了後、より実践的な内科研修と将来専攻する専門領域を併せて習得していくことが目的です。 【特徴】3年間内科研修期間中、研修1年目に呼吸器内科・脳神経内科・消化器内科・膠原病・リウマチ科、在宅医療を中心とした総合内科を順次研修します。研修2年目には連携施設である北海道医療センター、仙台医療センター、市立旭川病院、函館病院、仙台西多賀病院、留萌市立病院にて、当院で研修が困難な循環器内科、腎臓内科、血液内科、内分泌科などの研修を行います。研修3年目は、内科総合専門医取得に向けたさらなる経験症例の積み上げと並行し、将来専攻する科(呼吸器内科・脳神経内科・消化器内科(膠原病・リウマチ科を含む))に所属しながら研修を行います。また、卒後6年目以降に国立病院機構の海外留学研修の道も開かれています。より高度な専門性を身につけるとともに、総合的な診療能力を得られる研修を準備しています。 |
後期臨床研修医募集要項 - 募集詳細
応募資格
卒後臨床研修を終了予定もしくは同等と当院がみなす者
募集人員:3名
- 研修期間割(ローテーション)
- 採用試験:面接
身分および処遇など
- 期間職員
- 専攻医1年目年収:約690万円程度、専攻医3年目:約860万円程度
超過勤務手当等は含み、当直料(1回当り2万円)は別途支給
休暇は常勤職員に準ずる。有給休暇20日間
勤務時間:平日午前8時30分から午後5時15分
土日祝日は休みだが担当患者の容態により超勤あり - 当直:全科当直1人体制、当院常勤医と共に二次救急を担当する
- 宿舎は各自で
- 医療保険あり、厚生年金あり、労災保証あり
- 健康診断:年2回
- 病院としての賠償保険は団体として加入。個々の医師賠償責任保険は各自にて任意加入。年に3~4万円程度。
- 学会活動は指導医に相談の上参加可能。年1回北海道外旅費支給
- 研修医スペース内に各ブースがあり、机ロッカー、本棚があります。
- 白衣は貸与
- 院内保育所あり
選考方法等
- 応募期間:専門医機構が示す応募期間に準ずる
- 病院見学:随時
- 選考方法:院長、副院長、臨床教育研修部長面接、その他
- 面接日時:希望者と調整
- 提出書類:臨床研修申込書(指定様式:PDF)、履歴書(写真貼付)
- 採否:面接の後に2週間以内に本人へ通知
- お問い合せ、申し込み先
〒070-8644 北海道旭川市花咲町7丁目4048番地
国立病院機構旭川医療センター管理課庶務班長
TEL:0166-51-3161(内線6332)
FAX:0166-53-9184
E-mail:103-shomu-h@mail.hosp.go.jp
旭川医療センター臨床研修プログラム概要
- 当院研修プログラムの特色
当院は、全国国立病院機構141のうちの日本最北に位置する病院である。当院は、旭川市東北部の市勢伸展が著しい地域において、呼吸器疾患、神経・筋疾患、循環器疾患、消化器疾患、代謝疾患を中心に地域医療及び道北地区での専門医療を担う。急性期医療をはじめとして数ヶ月、数年にわたる慢性期医療まで幅広くカバーしている。病床数は310床と中規模で、常勤医師数も30名と少ないが、その分研修医と指導医、上級医、院長との間の断絶はなく、風通しのよい病院である。また、当院を基幹施設として、仙台市、札幌市、旭川市、留萌市および函館市の連携施設とで内科専門研修を行い、北海道・東北および旭川市の医療情勢を理解し、地域の実情に合わせた医療を経験できます。待遇は国立病院機構として研修に充分に専念できるようにしました。宿舎も病院敷地内に確保しています。妻(夫)帯者も歓迎です。
平成16年度に地域医療連携室を設置し病診連携をさらに緊密なものにしています。開業の先生方との月1の症例報告会での交流とディスカッション、各診療科の協力のなかで総合的な内科、外科の研修が容易であるとともに、輪番制の2次救急(3回/月)に参加するなかで、救急を含めた多様な経験をすることができます。
令和2年1月より新しい外来棟が完成し、快適な研修が可能となっています。また、救急外来のスペースも広くなり、様々な救急患者の受け入れも可能となっています。
- 研修目標
豊富な内科症例の経験を通じて、内科総合専門医取得にむけたきめ細かな研修を行うことが可能です。また各領域のローテション研修後、さらに専門性に特化した研修(呼吸器内科、脳神経内科、消化器内科)を行えます。subspeciality専門医資格取得に向けた研修も併せて可能です。また医師であるまえに人間としての常識を身につけ、将来の専門性にかかわらず、医学・医療の社会的要請にこたえられるような研修をすすめていきます。
- プログラム責任者 木村 隆(副院長)
- 研修医の指導体制
- 指導体制
上級医、指導医の指導のもとで、専攻医は担当医として直接の診療にあたるとともに、オリエンテーション、各種カンファレンス、院内研修、セミナーを通じて臨床研修の基本的および経験的目標を到達するよう指導を行います。研修の内容と問題点については、随時国立病院機構旭川医療センター内科専門医研修プログラム委員会で検討し、充実した研修の実現を確認するとともに、研修の進行を常時検討・援助していきます。
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研修の記録及び評価方法
研修開始時より、プログラムにそって研修をすすめ、専攻医は研修した事項をJ-OSLERに順次登録していきます。各診療科の指導医も同じくJ-OSLERを利用しての評価を行うとともに、当該診療科の研修終了時点で、研修医が到達目標に達したかを評価していきます。また、指導医および専攻医が登録した内容を毎月開催される研修委員会で随時点検していきます。
- 指導体制
- 研修教育課程
- 専門研修(1年目)
呼吸器内科、脳神経内科、消化器内科、膠原病・代謝内分泌、総合内科をローテーションし、20疾患群、60症例以上を経験する。 - 専門研修(2年目)
1年間かけて連携施設でローテンション研修を行い、45疾患群、120症例以上を経験する。 - 専門研修(3年目)
当院において経験症例のさらなる積み上げを目指し、56疾患群、160症例以上を経験する。内科総合専門医試験の受験資格(56疾患群、160症例以上の経験症例登録、29症例の病歴要約)を満たしている場合は、呼吸器内科、脳神経内科、消化器内科で1年間の研修が可能です。
- 専門研修(1年目)
- 卒後6年目以降の進路
原則として、将来像を考えながら、学位取得を含めた大学医局への紹介、国立病院機構内の施設での研修が可能です。いずれにしても進路の選択には院長、副院長、臨床教育研修部長を始め教育研修委員会の委員全員が相談にのります。ご安心ください。
- 病院の概要
国立病院機構旭川医療センターは病床数310床で、昨年度入院患者数の平均は229.6人、外来患者平均316.2人、紹介率87.2%でした。救急搬送は2.4件/日でした。剖検数昨年度5件、病理医は常勤医として勤務しております。国立病院機構の北海道における、呼吸器疾患のセンターとして、また、神経疾患の専門施設、癌などの診療施設として位置づけられています。歴史をたどると明治時代に陸軍衛戍病院として創立され統合などにより平成16年4月より独立行政法人国立病院機構道北病院となり、22年8月より旭川医療センターへ病院名が変更となりました。病院前には森鴎外軍医総監が視察したとの記念プレートまであります。平成12年には全国の国立療養所病院で初めて、日本医療機能評価機構の認定を受けており、27年6月に病院機能評価認定証の更新の為の再受審しました。
令和2年1月に新外来棟が完成し、各種画像設備を含め現在の設備につきましては、MDCT、CRを導入し、画像はオーダリング画面のパソコン液晶画面上で外来、病棟共に瞬時に参照可能です。MRI、DSA血管造影、核医学検査も院内で行われています。また、ライナックを持ち、おもに悪性腫瘍に対して放射線科医も常勤しており放射線治療も多数行われています。血液透析は7ベッドと少数ですが、白血球除去療法なども行っています。また外科は肺癌症例は道内で有数の手術件数を誇っていますが消化器癌に対しても積極的に外科療法を行っています。平成17年4月からは治験管理室が発足し、院内での各種治験へのサポート体制ができました。
また、臨床研究部があり、大学の実験室並みの施設と常勤研究者が2人いて研究に励んでいます。救急医療については旭川市内の数病院で、輪番制の2次救急体制をとり、当院も月に3日参加しています。各診療科は2次救急以外にもオンコール体制をとっており、当直医が専門外で協力が必要な時はすみやかに連絡し診療に当たっております。研修医は常勤医と共に月に2~3回の当直を行い、もちろん見学だけではなく積極的な治療行為への参加が期待されます。
病院の特徴など
病院はけっして大病院ではありません。1ヶ月もすればすべての医者の名前と顔は一致しそうです。初期研修の目標は、臨床医として必要なプライマリケアの基本的な臨床知識・技術を習得するとともに、人間として患者さんを診ることのできる診療能力を修得することにあります。内科は呼吸器、循環器、脳神経内科、消化器科に分かれていますが、総合医局であり、疑問点があったらすぐ各科の枠をこえて相談できる体制です。
院内では各科および各委員会主催の抄読会、研修、教室等が頻繁に開かれていて自由に参加できます。近隣の医師および院内の医師による症例報告会が毎月あり、これらへの参加発表が臨床能力の向上に資するものと考えます。当院の常勤医師数は30人と多くありませんが、実際に院内で一緒に行動しながら研修していくことになりますし、その意味でも充実した研修ができるものと考えます。
地理的には、国道40号線に面していて旭川駅から車で15分、駅までは病院前のバス停から5分おきに路線バスが出ています。病院の隣は午後9時45分まで営業のドラッグストア。また斜め向かいはMEGAドンキホーテがあり、深夜2時まで営業しております。生活全般はこの2つで間に合いますがさらにホームセンターならば徒歩8分でホーマックのスーパーデポがあり、ニトリ、ベスト電器、ミスタードーナツ、モスバーガーと一大ショッピングセンターとなっています。セブンイレブン、郵便局、金融機関はすべて徒歩5~10分でいけます。
病院見学
随時受け付けています。下記、お問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。また、遠方から見学に来る方には院内の宿泊室(ビジネスホテルのシングル室並でバストイレ付き)に宿泊もご用意できます。
国立病院機構としては最北の地旭川でわれわれとともに、情熱を持っててこれからの医療のために初期研修医として皆様が当院に応募されることを期待してやみません。
<お問い合せ、申し込み先>
〒070-8644 北海道旭川市花咲町7丁目4048番地
国立病院機構旭川医療センター管理課 庶務班長
TEL:0166-51-3161(内線6332)
FAX:0166-53-9184
E-mail:103-shomu-h@mail.hosp.go.jp
専門医等関連施設認定の状況
- 内科学会教育関連施設
- 呼吸器学会認定施設
- 呼吸器内視鏡学会認定施設
- 神経学会専門医認定施設
- 消化器病学会認定関連施設
- 外科学会認定医修練施設
- 呼吸器外科学会専門医制度関連施設
- 臨床腫瘍学会認定施設
- プライマリケア学会認定施設
- アレルギー学会準認定施設
- 病理学会研修施設
- 臨床細胞学会認定施設
- 臨床研修指定病院
- 薬剤師実務研修受け入れ施設
- リウマチ学会教育施設
- 甲状腺学会認定専門医施設
- 肝臓学会認定施設
- 放射線科専門医修練施設
- マンモグラフィ検診施設画像認定施設
- 日本脳卒中学会教育施設
- 日本認知症学会教育施設
- 日本臨床神経生理学会認定施設
- 日本脳卒中学会認定研修教育病院
- 日本放射線腫瘍学会認定放射線治療協力施設
- JCOG(日本臨床腫瘍研究グループ)参加施設
- マンモグラフィー検診施設画像認定施設
- 放射線科専門医修練機関(放射線治療部門)